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育毛剤の効果を高める方法【薄毛の人は見ないで下さい】

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育毛剤はデタラメに儲かる!と聞いたんだけど、「効果ある育毛剤」はどうやって作ったらいいの?

そんな御社に、育毛剤の効果を高める方法を紹介します。

 

なお、この記事はあくまで育毛剤を作ろうと考えている企業向けなので、薄毛に悩む一般消費者の方はご遠慮ください。

 

育毛剤の効果とは何か?

まずは、基本的な話から。そもそも「効果ある育毛剤」の定義とは何でしょうか?

 

科学的に証明された効果

ありていに言えば、「誰が使っても毛が生えてくる」育毛剤ですよね。

とは言え「誰が使っても」はあり得ないので、何かと比較してそれより生えてくる人が多かったら「効果あり」と見なすのが一般的です。

医薬品と一緒です。

もっと細かく言うと、実際の人での臨床試験を、あくまで客観的な試験方法で行い、その結果、少なくともニセの育毛剤=偽薬(水やアルコール水)より統計的な有意差をもって効果が高かったら、「効果がある育毛剤」と証明した事になります。

これが至極まっとうな、医学界でも認められる「効果ある育毛剤」の定義です。

水に勝てばいいなら意外と簡単そう?

 

いやいや。実は「水」に勝る効果を証明できている育毛剤はほとんどありません。世の中には何百、何千という数の育毛剤がありますが、高い確率で勝てる事を証明しているのは、3つ、4つです。

普通の痛み止めや高血圧の薬でもそう。よく医薬品業界では新しい薬を作るのに、「10年、100億円」と言われています。それくらいの開発期間、投資額がかかるほど難しいんです。

と聞くと絶望的?に聞こえるかもしれませんが、ご安心ください。

そんなに時間と金をかける必要はありません。もっとカンタンに「育毛剤の効果」を出す方法があります。

 

プラセボ効果

次のグラフを見てください。これは薄毛治療薬として有名なプロペシアの臨床試験の結果です。グラフのヨコ軸は投薬から何週間投薬したか、タテ軸は投与開始前と比較してどれくらい効果が出たか、を示しています。

プロペシアのプラセボ効果

 

グラフの折れ線は、上からそれぞれプロペシア1mg投与された人、0.2㎎を投与された人、一番下はプラセボ、つまり有効成分も何も入っていないただの「小麦粉の塊り」をクスリと信じて飲まされた人を示しています。

 

プロペシアのプラセボ効果

 

これを見ると実薬を飲んだ人たちの折れ線は右肩上がり、効果が出ています。

一方、プラセボ(小麦粉)の方は、概して右肩「下がり」ですが、よく見ると、24週の時点では、ちょっと服薬前よりも上がっていますよね?

つまり、小麦粉を飲まされている人でも、効果が出てるんです。

毛が増えちゃうんです。

ウソみたいな話ですが、「プラセボ効果」と呼ばれるもので、育毛剤に限らずいわゆるどんな薬やそれに類するものでも発現する「効果」です。

もちろん、最終的には治ることはないんですが、少なくとも短期的には(と言っても6か月単位ですが)、効果を出すことができるんですね。

この「プラセボ効果」を最大限高めていく方法があれば、臨床試験なんてやらなくても、カンタンに「効果ある育毛剤」が作れると思いませんか?

 

育毛剤のプラセボ効果を高める方法

上の例で、もし患者に「これは小麦粉の塊(かたま)りで薬ではありません」と言ったらどうなると思いますか?

そう、「プラセボ効果」はなくなってしまいます。

つまり、プラセボ効果とは、使う人に「効果がある!」と信じ込ませることによって発現するんです。ある意味、「マインドコントロール」です。

使う前に「この育毛剤は効くんだ」といかに強く信じ込ませるか?その「洗脳」がどれだけ強いかがキーとなります。

それにはいくつかの常套手段があります。

 

医薬部外品にしておく

まずは、育毛剤を「医薬部外品」にしておきましょう。

育毛剤には、医薬品、医薬部外品、化粧品という法律上の分類がありますが、「化粧品」というより「医薬部外品」といった方が消費者は「効果が高い」と思い込んでくれるからです。

医薬品 vs 医薬部外品 vs 化粧品の違い

 

ホントは「医薬品」が一番イイんですが、医薬品として承認してもらうのに、たくさんの条件がありますし、発売後も役所に副作用報告義務などがあって面倒です。

その点、「医薬部外品」は、あらかじめ指定されている成分を配合して、ちょっと長めに安定性試験(変質しないことを確かめる試験)をして、役所に書類を出せば、ほぼ100%承認されます。

えっ?どんな育毛剤でも承認されるのか?試験は要らないの?

 

はい。書類上の不備がなければ承認されます。すでに承認されている成分を配合すれば、効果を改めて確かめる試験なんて必要ないんです。

たとえその育毛剤がクソみたいなものであってもです。

カンタンでしょ?

 

新しい独自成分をアピール

医薬部外品成分を配合したら、次にやるのは「独自成分」を配合する事。

これにより、他の育毛剤と差別化できるのはもちろん、消費者は新しいものが好きですので「何か新しい成分が入ってる!今までのとは違って効くかも!」という錯誤を誘引できます。

独自成分配合

 

独自成分が実際に育毛効果や発毛効果を持っている必要はありません。

ただ、他とは違う何か新しいものが入っていると思わせられればOK。

育毛効果は「医薬部外品」成分を配合することで合法的に「うたう」ことができるので、独自成分の効果なんてどうでもいいんです。

もちろん、宣伝では、あたかも「独自成分のおかげで医薬部外品に承認された!厚生労働省が認めた育毛効果がある!」かのように誤認させるのがコツです。

 

たくさんの成分を入れる

野菜ジュースでも「30種類の野菜が入った」ものの方が「3種類しか入っていないもの」より体に良さそうな気がしませんか?

多くの成分を配合

 

ことほど左様に、たくさんの「成分」を入れると「ヘタな鉄砲数打ちゃ当たる」ではありませんが、効果が高まるようなイメージを消費者は持っています。

そこに付け込みましょう!

入れる成分には他の成分と相性が悪く、変質を促すような相互作用のあるものは入れられませんが、どのようなものを混ぜたらいいのかは、成分メーカーに聞けば良さげなものはいくらでも教えてくれますのでご安心を。

 

植物由来の成分を入れる

先ほどの「たくさん成分を配合」する時のポイントは、「植物由来」、「天然成分」を選ぶこと。

天然成分配合

 

消費者はとかく「化学的」「合成」といったものが嫌い、「天然」が大好きですので、そのイメージに付け込みましょう。

 

権威に認められたと宣伝する

と、ここまでは成分の話でしたが、それ以外にも「効果がある」と信じ込ませる方法はあります。代表的なのが「権威付け」です。

消費者は育毛剤を選ぶ時、何を基準にするでしょうか?一般に、臨床試験結果なんて見ませんので、自分では育毛剤の良しあしを判断できません。

そのため、判断を他人に投げる、つまり、誰かの「おすすめ」を信じます。

とは言え、誰でも信じるわけではなく、最も信じやすいのは「権威」。そして、育毛の世界の最高権威は「医者」です。

世の中には金でどうとでもなる医者はたくさんいます。育毛剤の宣伝を見てると良く、聞いた事もない病院の医師が出てきて何やらコメントしていたりしますよね。

ああした医師はたくさんいます(美容クリニックの医師がおすすめです)ので、コンタクトをとってみましょう。

ちなみに、お金は契約期間によって決まりますので、たとえ同じ推薦コメントを使い続けたとしても長期間使えば高額になります。

 

医学・薬学誌に掲載する

ちょっとハードルが高いと思うかもしれませんが、最近はお金を払えば、どんなへぼな試験結果も載せてくれる医学誌・薬学誌があります。

自然科学社という雑誌社の「医学と薬学」という雑誌なんて狙い目です。

医学誌に掲載

 

どんな「へぼな試験」と言っても、一応医師が主導して行った試験でないとダメですよ。実際は御社が主導してもいいですが、表向きは主導したと前面に出てくれる医師が必要です。

もちろん、こんな育毛剤業者主導があからさまな試験の結果なんて医師は誰も信じませんので、医学界で評価を上げよう!なんて期待しちゃダメ。医師はそこまでアホではありません。

なので、あくまで目的は「医学系の専門誌に掲載されたという事実を作る事」。

それを宣伝に使い、「医学界が認めた!」と消費者が誤解するように宣伝すればいいんです!

 

とにかく賞をもらう

たとえ知らない賞でも、何か専門家が認めたとなると何となく「良いモノ」のように思えてきますよね。そこを突いていきましょう。

よくやるのがモンドセレクション。

あんなもの出品さえすれば85%以上の確率で銀賞以上をもらえますし、続けて出品すれば金賞をもらう事も全然難しくありません。

モンドセレクションロゴ

 

ちょっと金は掛かりますが、まあ、お手軽に権威付けできる賞です。

モンドセレクション以外にも何だかよく分からない賞はたくさんありますので、広告代理店に相談してみましょう。聞いた事もない賞を山のように教えてくれます。

 

すごく売れていると宣伝する

権威を利用する以外にも、育毛剤の効果を信じ込ませる方法があります。よくやるのが「売れてるアピール」です。

売れている→多くの人が使っている→それだけ効果があるからではないか?

という連想に付け込むんです。

実際に売れないといけないので難しそうですが、意外と簡単で、よくやるのが楽天市場で1番になる事。

山ほど広告(メール広告含む)を出せば(楽天の営業が提案してくれます)、一瞬だけ、例えば1日だけの「瞬間風速」なら、思ったより簡単に「育毛剤カテゴリー売上No.1」を達成できます。

そこまでのお金をかけられないというなら、最悪、有名どころの育毛剤サイトと提携して、高額報酬と引き換えにイチオシにしてもらうというのも手です。

楽天ほどの説得力はありませんが、一応「売上1位」アピールができます。この事実が消費者には重要です。

 

これ以外にも、「100万本売れた!」的な何年もの実績を全部足しちゃってアピールする方法もありますが、これは、ある程度実績を積んでからですね。

 

雑誌で話題になってる感を演出する

「売れてる」と一緒で、大手の雑誌に掲載されると何かお墨付き感が出て信ぴょう性が増し、さらに雑誌掲載→話題になっている→効果があるかも、と思わせることができます。

雑誌掲載

 

そんなに簡単に雑誌に掲載してもらえるのかと思うかもしれませんが、雑誌では記事広告というサービスがありますので、これなら御社の意を汲んで、あたかも雑誌社がおすすめしているかのように「ちょうちん記事」を書いてくれます。

普通の純広告よりも料金は高いですが、効果は絶大。予算が許すならぜひ試したいものです。

 

アンケート調査で誤解させる

こういうヤツです。

アンケート調査結果で1位

 

「使用感満足度」で99.1%、「口コミ評価」で1位ならスゴそう、効果がありそう!に感じませんか?

そうした心理に付け込みましょう。

「99.1%」とか「1位」の評価を取るのが難しそう?

 

ムチャクチャ、カンタンです!

例えば、1年間使い続けた人を30人くらい集めてアンケートをとってみてください。ねっ!スゴイ高い評価だけを取れるでしょ?

だって使い続けてるってことは気に入ってるってことですから。

 

ここでもう一つ、書き方のテクニックです。

こうした調査は調査会社にお願いしてやってもらいますが、そこの会社の名前を「実査委託先」として宣伝する際に書いておきましょう。

あたかも自社がやったのではなく、第三者機関がやったかのように誤解させることができますよ。

 

褒める口コミを書いてもらう

これこそ常套手段すぎて、そこらじゅうの育毛剤がやってるので効果がなさそうに思うかもしれませんが、依然として消費者は実際に使った人の口コミ・評判を重視する傾向があるので活用はマストです。

とは言え、効果の出た人に口コミレビューを書いてもらうのは大変ですよね。そこでよくやるのが、アフィリエイトサイトとの提携。

別に本当に効果が出た人を用意しなくとも、高額報酬をちらつかせれば勝手に第三者を装った口コミやランキングをでっち上げてくれます。

しかも、アフィリエイトでは基本的には売れなければ報酬を支払う必要はありませんので、特に宣伝広告にあまりお金をかけられない企業様には最も手を付けやすい方法だと思います。

 

アフィリエイト以外にも、アマゾンや楽天市場にレビューを書き込んでくれる業者がありますので、そこら辺を利用することも手です。

最近は中国の業者で格安で適当な口コミをでっち上げてくれるところがありますので、ぜひ利用したいものです。

以上、ぜひお試しください!

 


 

実は、これは私が想像で書いた「妄想」記事です。

でも、医薬品業界で働いてきた経験を踏まえて書いていますので、残念ながら、それほど事実とかけ離れていないと思います。

もし、これが事実なら、薄毛に悩む皆さんはどう思いますか?

こんな悪質な育毛剤業者にダマされて、「プラセボ効果」だけに頼ったいんちきな育毛剤には手を出しちゃダメですよ。

 

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